15. 愛宕神社(平林町)

北日野地区自治振興会

明治41年6月12日 平林町日野山遥拝所は神仏分離令により荒谷日野神社に合祀。明治期になり鎮火の神 愛宕神社と称されました。

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氏神さま 愛宕神社

越前市平林町19号1番地 字・東小木戸

愛宕神社に関する記述としては    
萬治二年(1659年)     平林村
一氏神地蔵宮 壱尺三寸四方 武間四面 氏子持
社地  八間ニ十五間  村 除 ※(免税地の意)
祭礼  六月廿四日
一寺庵無之  庄や  貞右衛門(印)
       長百姓 甚右衛門(印)
       同   長兵衛 (印)

祭神伊邪那美尊・火之迦具土神・火産霊神
由緒当社境内において日野山を遥拝し 篝り火(かがり火)を焚き鎮火祭を行なう古例あり。
勧請年月日不詳なれども 日野神社の末社という。
明治四十一年六月十二日 郷社 日野神社へ合併す。

明治三十五年(1902年) 愛宕神社什物御届
一 御戸張      壱 枚
一 三 寶      参 個
一 御神酒徳利    壱 對
一 幕        弐 張
一 幟        四 本
一 太 鼓      弐 個
一 堤 燈      十七釣
一 踊行燈      壱 個
一 雨障子      壱 組
一 硝子燈      弐 個
一 鈴        壱 個
一 鰐 口      壱 個
一 垣行燈      十七本
一 絵 馬      五 枚
        合計 十四点
右 御届申候也 
明治参拾五年四月三日
  区長 大塚津右衛門

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