村国山魅力アップ事業『ほ山歴史古道整備計画事業』

北日野地区自治振興会にて策定した村国山魅力アップ事業「ほ山*歴史古道整備計画事業」は、令和元年度、令和3年度に越前市の特別事業*に採択され、村国山の整備事業を進めてきました。

北日野地区自治振興会が、令和元年度より実施してきた各事業内容についてご紹介します。

*村国山は古代には「ほ山」と呼ばれており、現在の村国山の地名は、8世紀の一時期にこの地を支配していた村国氏(美濃国出身の村国虫麻呂が一時期越前国に赴任)に関係があると言われています。
*特別事業とは、通常の自治振興事業では実施できないような地域の特性を活かす整備事業やソフト事業に対して、市が交付金を拡充して交付し支援する事業。事業期間は最長2年で、交付金の上限は2年間で150万円。市の公開審査会にて採択されます。

事業の目的

村国山の魅力アップ
ほ山から見る古代から越前国の歴史探訪
青少年をはじめ多くの市民が活用しやすい自然探検型遊歩道の整備
里地里山の保全
猪を中心とした獣害対策

事業内容

北日野地区自治振興会では、令和元年度から令和3年度の3ヵ年計画で村国山の魅力アップに努めてきました。

1年目の令和元年度は、ほ山（村国山）山頂のパラグライダー発射基地と着陸地点の日野川河川緑地を結ぶ山道を整備し、2年目の令和2年度は、帆山公園と古墳、継体天皇ゆかりの帆山神社、古代帆山寺、瑩山禅師誕生地、帆山城址等を結ぶ山道を整備し、3年目の令和3年度は、村国山山頂から帆山城址への山道を整備しました。

3ヵ年の特別事業で帆山から村国山山頂、帆山城跡までの登山道が整備されたことを受け、令和4年度ではさらにこの山道を「どんぐり山」山頂を経由し、大屋町の白山神社まで延長して整備しました。

これらの取り組みにより、それぞれの山道がつながり村国山を回遊することができるようになりました。その他にも看板の設置や植樹など様々な取り組みを実施しています。

令和元年度

ほ山歴史古道の整備（日野川河川緑地〜パラグライダー発射基地）
親子で樹木名プレートを付けよう
山道矢印看板の設置
史跡説明看板の設置
歴史講座「日野山と越前五山の神と仏」

令和2年度

ほ山歴史古道の整備（帆山公園〜村国山山頂）
薄墨桜苗木の植樹(50本)
山道整備付近の古墳等の有無調査(教育委員会事務局文化課)
親子で樹木名プレートを付けよう→中止
そうだ！村国山へ行こう→中止

令和3年度

ほ山歴史古道の整備（村国山山頂〜帆山城址）
山道整備付近の古墳等の有無調査(教育委員会事務局文化課)
そうだ！村国山へ行こう→中止
刈払い機安全講習会
村国山登山道案内図の作成

令和4年度

村国山トレッキングコース整備
山道整備付近の古墳等の有無調査(教育委員会事務局文化課)
そうだ！村国山へ行こう10周年「ムラクニアウトドアフェスティバル」
山道案内看板のペイント
登山口の案内板設置
ビューポイントへの休憩用ベンチ増設
「シイタケの森」設置

魅力アップ事業の紹介

山道整備作業

孟宗竹の伐採

ビューポイントへの休憩用ベンチ設置

史跡説明看板の設置

山道矢印看板の設置

村国山登山道案内図の作成

親子で樹木名プレートをつけよう

山道案内看板のペイント

整備作業講習の開催

協力団体

協力団体名	協力内容
県里山里海湖研究所	山道の整備手法の助言里山保全研修会の開催樹木の名称や特徴の説明看板助言
市建設部	芦山公園との連携(パラグライダー基地、新山道)
市教育委員会	山道整備付近の古墳等の調査文化財、歴史遺産の説明看板の助言
あそぼっさ！越前市ハッピープロジェクトチーム	「そうだ！村国山に行こう」の開催パラグライダー基地の維持・活用
帆山町	パラグライダー基地の維持支援関係山林保有者との協定締結
帆山町里山保全の会	ほ山歴史古道整備支援、孟宗竹密集林の伐採、里山林の保全
日本生命財団	樹木名プレートの寄贈
北日野児童センター	「案内看板」のペイント「シイタケ菌」の打ち込み

県里山里海湖研究所	山道の整備手法の助言里山保全研修会の開催樹木の名称や特徴の説明看板助言
市建設部	芦山公園との連携(パラグライダー基地、新山道)
市教育委員会	山道整備付近の古墳等の調査文化財、歴史遺産の説明看板の助言
あそぼっさ！越前市ハッピープロジェクトチーム	「そうだ！村国山に行こう」の開催パラグライダー基地の維持・活用
帆山町	パラグライダー基地の維持支援関係山林保有者との協定締結
帆山町里山保全の会	ほ山歴史古道整備支援、孟宗竹密集林の伐採、里山林の保全
日本生命財団	樹木名プレートの寄贈
北日野児童センター	「案内看板」のペイント「シイタケ菌」の打ち込み

村国山魅力アップ事業『 ほ山歴史古道整備計画事業 』