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公民館開館 9:00〜22:00
〒915-0052 越前市矢放町21-11

田の神さんを崇める習わしの起源などについては不明ですが、置かれている五体の石仏は、昔、田のなかから出土されたと伝えられています。北日野地区は広い田園が広がる豊かな穀物地帯です。田の神は春に山から下りてきて、秋の収穫を終えると山へ帰ると伝えられています。

田の神さまの縁日は十二月五日
この日は宿番の者らが神さま(石像)の前に大根一本と洗米・盛塩を供えます。中央の祠にはお神酒も供えられます。昼過ぎになると村内の善男善女らがやってきて皆さんで五穀豊穣に感謝して参拝するのです。この簡素な神事を司る神職は、村の年長者らで組織されている宮座十人衆です。また、この日、各家庭では、神棚に 尾頭付きの〝鯛〟と〝ぼた餅〟をお供えします。今、昔の移ろいは幻の如く、とも言われるように、こうした習わしも昔と比べて非常に簡略化されています。